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お知らせ
2025.03.31
https://admissions.isct.ac.jp/ja/news/0e52jg96gpx0
本学では、卓越した博士人材の育成を目的として、卓越大学院プログラム「物質・情報卓越教育課程」を2019年4月に設置し、修士博士一貫の大学院教育プログラムにより、物質と情報をリンクさせ、情報科学を駆使して複眼的・俯瞰的視点から発想することで、独創的な物質・情報研究を進める「複素人材」の育成を行ってきました。この度、2025年4月より物質・情報卓越教育課程は、教育プログラムを発展させた新複合系コース「物質・情報卓越コース」に移行します。博士後期課程学生を対象としたコースです。本コースに興味のある方は是非、説明会にご参加ください。
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お知らせ
2025.01.27
日時:2025年3月14日(金)16:00~17:30
会場:レクチャーシアター(WL-301)
講義終了後、引き続きレクチャーシアターで謝恩会(飲食なし、会費なし)を開催いたします。
※都合によりパーティーは開催しないことになりました。最終講義ポスター
https://www.phys.sci.isct.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2025/02/finallecture20250314_2.pdf -
お知らせ
2024.12.04
「X線分光撮像衛星XRISMによる宇宙X線の精密分光観測」
講師:藤本龍一 氏 (ISAS/JAXA 宇宙物理学研究系 教授)(理学院 物理学系 特定教授)
日付:令和6年 12 / 19 (thu)
時間:16:30-17:30
会場:レクチャーシアター WL1-301講義室/https://www.phys.sci.isct.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2024/12/20241219 fujimoto.pdf
2023年9月7日に種子島宇宙センターから打ち上げられたX線分光撮像衛星XRISM(クリズム)には,日米国際協力によって開発された「X線マイクロカロリメータ」と呼ばれる画期的な観測装置が搭載されています.この装置は,1個のX線光子を吸収した際の素子の温度上昇からそのX線光子のエネルギーを決定するもので,素子を0.05 Kという極低温に冷却することで,エネルギー6 keVのX線に対しておよそ5 eVという極めて高いエネルギー分解能(エネルギー決定精度)を実現します.これはシ
リコン半導体検出器の実に30倍優れた性能です.しかも非分散型なので,回折格子と違って広がった天体を観測しても分光性能が劣化しません.この装置により,様々なX線天体において~100 km/sの運動(バルク,乱流)の測定,元素の精密測定,精密プラズマ診断が可能になり,ブレークスルーが期待されます.談話会では,X線マイクロカロリメータの動作原理,極低温冷却装置について説明し,また打ち上げ後に得られた成果の例を紹介します.同様の技術を使って,ビッグバンの前に起きた「インフレーション」と呼ばれる宇宙の加速膨張の観測的証拠を得ようとするLiteBIRD(ライトバード)ミッションを計画中です.それについても紹介します. -
お知らせ受賞
2024.11.18
物理学系の村上 修一教授が2024年度(第70回)仁科記念賞を受賞しました。
業績題目「スピンホール効果とトポロジカル物質の理論」同賞は仁科記念財団が授与する賞で、故仁科芳雄博士の功績を記念して、わが国で原子物理学とその応用に関して優れた研究業績をあげた比較的若い研究者を表彰するために、1955年に創設された賞です。ここでいう原子物理学は、原子・分子・原子核・素粒子などに関する基礎物理学に限らず、理学、工学、医学等の分野において原子物理学に深い関連のある応用研究も含みます。毎年3件以内の研究業績が選ばれ、受賞者には賞状・賞牌・副賞が授与されます。2024年度仁科記念賞の受賞者は3件3名で、12月5日に授賞式が行われます。
仁科記念財団ホームページ https://www.nishina-mf.or.jp/
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お知らせ教員公募
2024.10.07
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お知らせ
2024.10.01
https://www.toyotariken.jp/news/77/
打田正輝准教授が、2025年度の豊田理化学研究所ライジングフェロー助成研究者に選ばれたことが、2024年10月1日に発表されました。ライジングフェロー制度は、活発な研究活動を実施し、科学技術の分野で世界をリードすることが期待される新進気鋭の研究者に対して、大型の研究助成を継続的に実施する制度です。研究内容のみならず、先端研究分野を世界的に牽引することが期待される人物面も重視して選考しています。
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お知らせ
2024.09.27
日付:日付2024年9月27日(金)
時間:13:30開始内容9月27日(金)13時30分よりZoomにて物理学コースのオリエンテーションを行います。
下記のリンクから参加して下さい。https://zoom.us/j/92583100885?pwd=WAyG277bpY2USyl3P5mWq37co52YjQ.1
物理学コース主任 平原徹、副主任 須山輝明
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お知らせ
2024.09.27
合格おめでとうございます。できるだけ早く、指導教員の先生とメール等でコンタクトをとるようお願いいたします。
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お知らせ
2024.08.21
日付:日付2024年9月27日(金) 時間:13:30開始
日付 日付2024年9月27日(金) 時間:13:30開始
内容内容9月27日(金)13時30分よりZoomにて物理学コースのオリエンテーションを行います。
下記のリンクから参加して下さい。https://zoom.us/j/92583100885?pwd=WAyG277bpY2USyl3P5mWq37co52YjQ.1
物理学コース主任 平原徹、副主任 須山輝明
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お知らせ
2024.07.12
講師:蒲江 氏(理学院物理学系 准教授)
日付:2024年7月25日(木)
時間:16:30-17:30
場所:レクチャーシアター(西講義棟1 WL1-301)講師:蒲江 氏(理学院物理学系 准教授)
日付:2024年7月25日(木)
時間:16:30-17:30
場所:レクチャーシアター(西講義棟1 WL1-301)https://www.phys.sci.isct.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2024/07/I4566_4045_20240725danwa.pdf
物質を薄くしていくと、その機械的強度や導電性など固有の性質は失われていきます。このことは我々の生活を支えているテクノロジーに多くの制限を設けています。例えば、薄型テレビ等の軽さ・薄さには限界があり、スマートフォンやPCの性能向上は微細化限界により終焉が近づいているのはよく聞く話です。では、物質はどこまで薄くできるだろうか?2004年にグラフェンが発見され、人類は究極に薄い物質を手に入れました。グラフェンは原子一層からなる物質であるにも関わらず、極めて高い強度と導電性を持ち、既存の物質にはない量子的な性質も併せ持ちます。様々な分野の観点からグラフェンは画期的ですが、この発見はセロテープを使ってグラファイトから剥離するという原始的な方法で実現されています。言い換えれば、誰でもできるローテクで簡単に原子層物質が手に入り、それが最先端研究に繋がる点で革新的だったと言えます。実際、グラフェンの発見を機に、多種多様な物質が開拓され、学術界・産業界問わず研究が進展しています。談話会では、これら究極に薄い物質の科学について分野外、学生の方にも興味を持ってもらえるよう、最近の研究も交えて紹介いたします。