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研究成果
2026.02.12
https://www.isct.ac.jp/ja/news/l5emy5ibht8b
東京科学大学(Science Tokyo) 理学院 物理学系の福島祥紘大学院生と平原徹教授の研究チームは、物質・材料研究機構の一ノ倉聖主任研究員(研究開始時は東京科学大学 助教)、佐々木泰祐グループリーダーと共同で、トポロジカル表面状態のみに電流が流れる理想的な磁性トポロジカル結晶絶縁体の作成に成功しました。
本成果は、2月9日付(米国東部時間)の「Physical Review Letters」誌にオンライン掲載されました。
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研究成果
2026.01.29
https://www.isct.ac.jp/ja/news/1nn0z5m5za9z
東京科学大学(Science Tokyo) 総合研究院 量子航法研究センターの上妻幹旺教授、松井宏樹特任助教、宮澤裕貴特任助教らの研究グループは、名古屋大学 大学院工学研究科 応用物理学専攻の川口由紀教授、東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻の上田正仁教授らと共同で、磁性量子気体中のアインシュタイン=ド・ハース効果[用語1]の観測を報告しました。
本成果は、1月22日付(米国東部時間)の「Science」誌に掲載されました。
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研究成果
2025.12.25
https://www.isct.ac.jp/ja/news/2cc77j8aqtxa
東京科学大学(Science Tokyo) 理学院 物理学系の竹森颯真大学院生、山本和樹助教、古賀昌久准教授らの研究チームは、粒子の損失や非対称な移動が避けられない「非エルミート系[用語1]」において、フェルミ粒子がつくる例外点[用語2]を伴う新しい超流動[用語3]を理論的に発見しました。
本研究成果は2025年12月23日付の米国物理学会誌「Physical Review Letters(フィジカルレビューレターズ)」にオンライン掲載されました。
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研究成果
2025.12.25
https://www.isct.ac.jp/ja/news/dmg4cwc4su89
東京科学大学(Science Tokyo)理学院 物理学系の石塚大晃准教授らの研究グループは、学習院大学 理学部 物理学科の宇田川将文教授と共同で、高伝導度磁性金属における異常ホール効果[用語1]の非自明な温度・磁場依存性を理論的に解明しました。
本成果は、複雑な数値計算によってのみ理解可能と考えられてきた磁性金属の輸送特性について、明瞭な物理的描像を与えるものであり、スピントロニクスや磁性体を用いた量子技術への応用が期待されます。本研究成果は、米国物理学誌「Physical Review Letters」に2025年12月16日(米国東部時間)に掲載されました。
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研究成果
2025.12.03
https://www.isct.ac.jp/ja/news/yriv7cl486bh
東京科学大学 理学院の髙橋一郎研究員は、東北大学・東京大学・理化学研究所・NTT・東京科学大学らの研究者から成る研究グループと共同で、東京大学木曽観測所の広視野カメラ「Tomo-e Gozen」[用語2]を用いて、世界で最も高感度な夜空の「広域動画観測」を行いました。その結果、わずか0.5秒だけ光る閃光現象を1,500個以上発見しました。その多くは人工衛星やスペースデブリが太陽光を反射することで生じたもので、全天では1日に1,000万回もの頻度で発生していることが分かりました。
本研究成果は、2025年11月26日付で科学誌「The Astrophysical Journal」に掲載されました。
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研究成果
2025.10.27
https://www.isct.ac.jp/ja/news/cg2mlexna9se
東京科学大学(Science Tokyo)総合研究院 基礎研究機構の西森秀稔特任教授(東北大学 大学院情報科学研究科 特任教授(客員))、理学院 物理学系の大関真之教授(東北大学 大学院情報科学研究科教授)、情報理工学院 数理・計算科学系の奥山真佳特任助教(東北大学 大学院情報科学研究科助教)らの研究チームは、磁性体の一種であるスピングラス[用語1]において、これまで無関係と考えられてきた2つの現象「温度カオス[用語2]」と「リエントラント転移[用語3]」の間に、数理的に厳密なつながりがあることを世界で初めて示しました。
本成果は、10月22日付(米国東部時間)の「Physical Review E」誌に掲載されました。 -
研究成果
2025.10.06
https://www.isct.ac.jp/ja/news/wstbi1593tu6
東京科学大学(Science Tokyo)理学院 物理学系の藤澤利正教授の研究グループは、NTT株式会社 物性科学基礎研究所 村木康二上席特別研究員らとの共同研究により、相互作用する一次元電子系である「朝永ラッティンジャー液体」[用語1]で安定的に存在する非熱的状態[用語2]を利用することで、熱力学的な効率の上限を超える熱効率を可能にするエネルギーハーベスティング技術を開発しました。
本成果は、9月30日付(英国現地時間)の科学誌「Communications Physics」に掲載されました。
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研究成果
2025.10.02
https://www.isct.ac.jp/ja/news/9v3opey66xow
東京科学大学(Science Tokyo) 理学院 物理学系の蒲健太郎大学院生と大関真之教授、東北大学 情報科学研究科の清水怜央大学院生(当時)と杉山友規特任准教授の研究チームは、最適輸送[用語1]の理論を取り入れた生成拡散モデル[用語2]の学習則を単純化し、学習の効率化に成功しました。
本成果は、9月3日付(現地時間)の「Physical Review Research」誌に掲載されました。
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研究成果
2025.09.19
https://www.isct.ac.jp/ja/news/omkj3iusezd1
東京科学大学(Science Tokyo) 理学院 物理学系の花井亮准教授、岡山大学 学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎科学研究所)の大槻太毅准教授、京都大学 基礎物理学研究所の田財里奈助教の研究チームは、光を当て、固体中の特定の電子が外へ抜けやすい“出口”を作ることで、通常の物質が従う作用反作用の法則[用語1]を見かけ上破る「非相反相互作用[用語2]」を人工的に生み出す方法を理論提案しました(図1)。磁性金属[用語3]二層に適用することで、片方の層では磁化が相手と同じ向きに揃おうとする一方、他方の層では逆向きになろうとし、結果として、二層の磁性金属の磁化が“追いかけっこ”をして自発的に回り続ける状態を誘起できることを予言しました(図2)。
本成果は、9月18日付(現地時間)の「Nature Communications」誌に掲載されました。
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研究成果
2025.09.18
https://www.isct.ac.jp/ja/news/3n2yol75y7x6
東京科学大学(Science Tokyo)理学院 物理学系の打田正輝准教授の研究グループは、同大学 理学院 物理学系の石塚大晃准教授の研究グループ、および東京大学 大学院理学系研究科 有田亮太郎教授(兼:理化学研究所 創発物性科学研究センター チームディレクター)の研究グループと共同で、面内方向に磁化を持つ強磁性材料における異常ホール効果[用語1]の観測に成功しました。
本研究成果は、「Advanced Materials」に2025年9月16日(米国東部時間)に掲載されました。